eの前であり、かつcの後でないi
Oxford Living Dictionaries「i before e except after c | Oxford Dictionaries」より。
いったい何のことを言っているか分かりませんよね。順にみていきましょう。
ほとんどの人はeの前であり、かつcの後でないiのスペルのルールを、以下の単語で知っていると思います。
-ie- | -ei- |
achieve(達成する) | ceiling(天井) |
belief(信念) | conceit(気に入る) |
believe(信じる) | deceit(詐欺) |
chief(チーフ) | deceive(騙す) |
piece(片) | perceive(気づく) |
thief(泥棒) | receipt(領収書) |
yield(産出する) | receive(受け取る) |
このルールは「ee」(イとエの間の音)と発音するときに適用されます。だからscience(科学)やefficient(効果的)といった単語には適用されません。これらの–ieはcのあとに来ていますし、「ee」と発音されません。
このルールは、たとえcの音が含まれていなくても「ee」の音がない単語には適用されません。
-ei- (「ee」と発音されないもの) |
beige(ベージュ) |
feign(よそおう) |
foreign(外国の) |
forfeit(罰金) |
height(高さ) |
neighbour(お隣) |
vein(静脈) |
weight(重さ) |
eの前のiの一般的なルールは完全ではありません。「ee」と発音される場合でも例外があります。例えばseize(つかむ)、weird(変な)、caffeine(カフェイン)のような単語です。結局は書いて覚えるしかありません。覚えるまで辞書を引き続けましょう。