辞書を読む

辞書を読んでいくストイックなブログです。

eの前であり、かつcの後でないi

Oxford Living Dictionaries「i before e except after c | Oxford Dictionaries」より。

 

いったい何のことを言っているか分かりませんよね。順にみていきましょう。

ほとんどの人はeの前であり、かつcの後でないiのスペルのルールを、以下の単語で知っていると思います。

 

-ie- -ei-
achieve(達成する) ceiling(天井)
belief(信念) conceit(気に入る)
believe(信じる) deceit(詐欺)
chief(チーフ) deceive(騙す)
piece(片) perceive(気づく)
thief(泥棒) receipt(領収書)
yield(産出する) receive(受け取る)

 

このルールは「ee」(イとエの間の音)と発音するときに適用されます。だからscience(科学)やefficient(効果的)といった単語には適用されません。これらの–ieはcのあとに来ていますし、「ee」と発音されません。

 

このルールは、たとえcの音が含まれていなくても「ee」の音がない単語には適用されません。

 

-ei- (「ee」と発音されないもの)
beige(ベージュ)
feign(よそおう)
foreign(外国の)
forfeit(罰金)
height(高さ)
neighbour(お隣)
vein(静脈)
weight(重さ)

 

eの前のiの一般的なルールは完全ではありません。「ee」と発音される場合でも例外があります。例えばseize(つかむ)、weird(変な)、caffeine(カフェイン)のような単語です。結局は書いて覚えるしかありません。覚えるまで辞書を引き続けましょう。

海外ドラマはたった350の単語でできている